- ひむかの弦ってなに?
- ひむかの弦の性能を教えて。
- ひむかの弦の評判・レビューが知りたい。
- ひむかの弦はどこで買えるの?
そんなお悩みにお答えしていきます。
- FFひむかの弦の性能を徹底解説!【アーチェリーの弦の良いとこどり】
- FFひむかの弦がおすすめな人
- FFひむかの弦の評判【ひむか歴5年以上の弓道家がレビュー】
- 弓道歴10年以上。高校、大学、社会人で経験。
- 大学時代は主将として後輩指導に注力してきました。
- ひむか歴5年以上の私が実際の使用感をもとに徹底レビューしていきます!
FFひむかの弦の性能を徹底解説!
ひむかの弦の特徴は以下の通りです。
- 矢飛びの良さが違う!
- 丈夫で弦切れの不安が少ない!
- 初心者の方でも扱いが簡単!
(参照元:守山弓具店)
詳しく解説していきます。
どうして高性能なのか【アーチェリー弦の良いとこどり】
FFひむかの弦は、アーチェリー用ストリングを弓道の和弓用に開発しなおしたものです。それにより、矢飛びの良さ・耐久性の高さを実現しています。
アーチェリーで使用される最も有名なストリング(弦)の1つにファーストフライトがあります。製品名のFFはおそらくファーストフライトの略なのではないかと。ファーストフライトの主な素材は、超高分子量ポリエチレンです。特徴は以下の通り。
- 弾性が高い
- 衝撃や摩耗に強い
- 水を吸収しない
(参照元:超高分子量ポリエチレン(UHMW) -カットプラドットコム)
スキーの滑走面やギヤ、歯車などにも使用されています。長時間の負荷にも耐えうる高強度の証明になりますね。
まとめるとFFひむかの弦は、高性能な素材の優れた性質を弓道に取り入れているのです。
フルオーダーで個性が出せる
FFひむかの弦はフルオーダーメイドの弦です。弓矢の色と合わせて、自分好みにコーディネートできるのがいいですね。派手な色で目立つのも良し、逆に一般的な弦のカラーリングで目立たないようにするのもまた良しです。
オーダーできる箇所は以下の通りです。
- 弦の長さ 並寸・二寸伸・四寸伸
- 弦の太さ 細・中・太・極太
- 弦の色:2色まで可 10色(濃茶・茶・白・灰・青・紫・緑・赤・黄・黒)
- 下輪の色 11色(茶・白・青・緑・赤・黄・黒・蛍光ピンク・蛍光イエロー・蛍光グリーン・蛍光オレンジ)※上輪は赤のみ
- 中仕掛けの色 12色(茶・白・青・緑・赤・黄・黒・灰・蛍光ピンク・蛍光イエロー・蛍光グリーン・蛍光オレンジ)
- 弦輪の大きさ 小・中・大
FFひむかの弦はどんな人におすすめ?
たとえば下記のような人です。
- ガンガン矢数をかけたい学生
- オリジナリティ・個性を求める人
- 試合や審査でも弦切れの不安から解消されたい人
詳しく解説していきます。
ガンガン矢数をかけたい学生
FFひむかの弦の弦輪はすでに輪になった状態なので、いちいち弦輪を作り直す必要がありません。伸びてきたなと思ったら、時計回りの方向に弦をねじるだけです。弦の調整時間を省き、練習時間の確保に一役買ってくれます。
それに、FFひむかの弦は10,000射は持つといわれています。1本持っておけば、弦を購入するコストの節約につながります。学生さんの財布にもやさしいですね。
オリジナリティを求める人
みんなが使っていないものを使いたい!という方にもおすすめです。
カラーオーダーができるので、自分好みの色合いにすることができます。自分の好きな弓具を使うとモチベーションも上がるかなと。実際、僕の周りでも赤や黄、黒などのひむかの弦を見かけました。
もちろん茶色ベースに白の下輪で、一般的な弦と同化させる色づかいもできます。
試合や審査でも練習通り引きたい人
替え弦で引くことになり、感覚が変わってしまった経験ありませんか?それに制限時間のある試合では、一回の弦切れが致命傷になることもあります。
FFひむかの弦を使えば、試合や審査で予期せぬ弦切れに動揺することはもうありません。FFひむかの弦は高強度なので、試合中に切れるというリスクを減らすことができます。
FFひむかの弦の評判【レビュー】
ひむかの弦について、以下のような評判を耳にします。
- 弦音が悪いんじゃないの?
- そんな完璧な素材ってあるの?
- 的付けが変わるって注意事項に書いてあった!
- 弓が壊れるとかいううわさも聞いたことある!
- カラーオーダーすると色移りするらしい!
- 専用ワックスがべたつくんでしょ?
- そもそもFFひむかの弦って気に入らないんだよな!
ひむかの弦を5年以上、愛用しています!
それでは、実際の使用感をレビューしていきますよ。
たしかに弦音が鈍く感じるときはありますね。でも噂で聞くほど悪くはないのかなと。上手く引けたときは高い音が鳴りますし、結局は射手の技術によるのかもです。
熱に弱いのがウィークポイントです。とはいえ、耐熱温度は120℃くらいなので通常の使用には特に困らないかと。
くすねをかけたり、夏場の車内に放置したりしないようにしましょう。
矢飛びが良いため、従来の狙いが若干変わる可能性があります。たしかに一般的な弦を使うと少し感覚のズレがあったりします。慣れるまで少し頭に入れておいたほうがいいかもしれませんね。
このうわさは半分正解、半分不正解です。
FFひむかの弦は弾性に優れているので、弓にかかる力を受け流すことができます。基本的には弓にやさしい弦なのです。
しかし、耐衝撃性の強さから弦が伸びきってもほぼ切れることがありません。
弾性が失われた状態で弓を引き続けると、負荷がかかってしまうというわけです。
矢飛びが悪くなってきた、あまり弦が伸びなくなってきたと感じたら、交換時期かもしれません。特に弓力が強い方はチェックを怠らないようにしましょう。
カラーオーダーすると、弓の関板や胸弦をつける弓道着に色移りすることがあります。素材のベースは白色のようですので、色移りが気になる方は白色にされるといいかなと。
FFひむかの弦は表面にコーティングがされていないため、使用していると弦がけばだつことがあります。けばだちを抑えるため専用ワックスを塗るのですが、塗りすぎるとべとべとしてしまいます。
弽につくと滑る原因となりますし、弓にもべとべとが移るときがありますので、塗りすぎには気をつけましょう。
FFひむかの弦を使っていると、そこまでして的中したいのかと嫌味を言われることがあります。
しかし、ケブラー(千本弦や金龍)・アラミド(飛翔)・ザイロン(響や直心)といった合成弦に使われている素材も、元々はアーチェリー用のストリングです。高分子量ポリエチレン(FFひむかの弦)だけが受け入れられない理由はありません。
ほかにも弦輪を直す必要がないことに関して、毛嫌いされることもあります。
その意見に対しても、一般的な弦でちゃんと弦輪を作ることができれば問題ありません。私見ですがたくさん矢数をかけたいので、練習用です(試合で使わないとは言ってない)で良いかなと。
FFひむかの弦はどこで購入できるの?
宮崎県にある守山弓具店にて製作しています。基本フルオーダーメイドなので、注文後から10日~20日後の納品です。
1本2,700円と弦にしては高めの価格ですが、軽く1年以上もつのでコスパは最高ですよ。
守山弓具店のホームページから注文できます。
まとめ:FFひむかの弦は高性能・高コスパ
本記事のおさらいです。
- 矢飛びの良さが違う!
- 丈夫で弦切れの不安が少ない!
- 初心者の方でも扱いが簡単!
(参照元:守山弓具店)
1本持っておくだけでもかなり気持ちが楽になりますよ。FFひむかの弦を使って、弦切れのリスクから解放されましょう。