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弓道の初期費用・必要な道具を詳しく解説【弓道部員や初心者向け】

日本
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とと
  • 弓道を始めたい!
  • どのくらい費用がかかるの?
  • どんな道具を購入すればいい?
この記事の概要
  • 弓道初心者に必要な道具は3種類(ゆがけ、矢、弓道着)
  • だいたい予算は4~5万円
  • その他の道具は後からでOK

弓道の道具をそろえるには費用はいくらかかる?

お金

弓道初心者に必要な道具はたった3種類です。
初期費用はおよそ4万円~5万円で始めることができます。

弓道初心者に必要な道具
  • 弽(ゆがけ) 約20,000円
  • 矢 約15,000円
  • 袴など弓道着一式 約10,000円

弓道は道具の特殊性から、高額な費用が必要と考えるかもしれません。
しかし実はほかのスポーツと比較しても、遜色ない金額から始められるのです。

以下は、スポーツの初期費用を比較した兼業パパブロガー☆KEN(@7MYYhCaOxUDDj9t)さまのブログから引用しました。

・野球=7万円
・サッカー=4万円
・バスケ=3万円
・テニス=3万円

「真実」野球の初期費用って他の部活と比べて高い、安い? | 野球と僕と時々投資

もちろんこだわり始めたらキリがありませんが、それはどんなスポーツでも同じですよね。

弽(ゆがけ)は右手につける弓道用手袋

弓道において欠かせないのは弽(ゆがけ)です。
これは右手につけて、弦を引っ張るのに使います。

弽(ゆがけ)の近年のスタンダードは「三ツがけ、堅帽子、控えあり」です。

ゆがけ:三ツがけとは

三ツがけとは3本の指を覆った弽(ゆがけ)という意味です。

強い弓を引くための四ツがけや、5本指すべてを覆った諸がけ(もろがけ)などの種類があります。

ゆがけ:帽子とは

帽子とは親指の先から付け根の部分です。

堅帽子とは親指のまわりを木で保護し、弦をかける溝がついている弽(ゆがけ)のことです。

ほかに柔帽子のかけもあります。

ゆがけ:控えとは

控えとは親指の付け根から手首にかけてのかたい部分です。

中芯には牛革などが使われています。

手首を保護する目的や、手先の力を抜くために必要とされています。
控えがないものもあります。

ゆがけ:手のサイズにあわせる

また弽(ゆがけ)は自分の手のサイズに合わせるものです。
一番良いのはオーダーメイドですが、非常に高価になってしまいます。

したがって初心者は既製品から自分の手に合うものを選びましょう。
インターネットを利用する場合は手形を送る注文方法が主流です。

弽(ゆがけ)を選ぶ基準は以下の通りです。

弽(ゆがけ)をつけたときに
  • 親指の爪先が弽(ゆがけ)の最奥に届く
  • 親指の又が弽(ゆがけ)にあたる
  • 親指の太さに気持ち余裕がある
  • 人差し指と中指の爪先が弽(ゆがけ)の最奥に届く

ゆがけ:選び方まとめ

初心者の方は、ユーザーが多く指導のしやすい「三ツがけ、堅帽子、控えあり」の弽(ゆがけ)を選ぶとよいでしょう。
もちろん流派によって違いがありますので、不安な場合は指導者に聞いてみましょう。

\ CHECK /

矢は自分の腕の長さを基準に決めよう

未経験者の方に「矢は使いまわすもの」だと伝えると非常に驚かれます。
放ったら自分で取りに行き、きれいに拭いてまた放つのです。

矢の選び方まとめ

矢の選び方については関連記事「【初心者向け】弓道の矢の選び方とおすすめの矢5選」に詳しくまとめています。

矢弓道の矢の選び方【おすすめは黒鷲です】
MEMO
矢は大体6本1組で販売されています。
初心者の方には以下のようなセット商品がおすすめです。

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弓道着と袴はユニフォーム

弓道着と袴はいわゆる弓道のユニフォームです。
練習でも着るし、試合でも着ます。

細かく分けると、4種類です。
ただし女性はもう一つ道具が増えて、5種類となります。

弓道のユニフォーム
  • 弓道着・上衣
  • 足袋
  • 胸当て(女子のみ)
MEMO
初心者用にセットになっているものが販売されています。
一つ一つ購入すると高くなってしまうので、はじめはセット購入をおすすめします。

\ CHECK /

そのほかに使用する道具

弓は道場からレンタル

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とと
  • 弓は買わなくていいの?

弓は始めのうちは道場から貸し出してもらえることが多いです。
自分で購入するのは弓道に慣れて、適当な弓の強さが分かってきてからとなります。

弓の選び方については関連記事「 弓の選び方とおすすめの弓5選【弓道】 」にて詳しく解説しています。

おすすめのグラス・カーボン弓19選【現役弓道家が種類と選び方を丁寧に解説】

弦は自分で購入しよう

弓は貸し出してもらえるとはいえ、弦は自己負担ということも多いです。

グラスファイバー弓やカーボン弓には合成弦を使うことが一般的です。
安価で切れにくいという特徴があります。

大体500円から1000円で1本の弦が購入できます。
試合で切れた時の予備として1本持っておくのがマナーです。

弦音などから好みの弦を選んでみてはいかがでしょうか。
以下に、一般的な合成弦をピックアップしてみました。

\ CHECK /

弓道着や足袋は何着かを使いまわそう

また、弓道着や足袋は毎回使うものです。
2着以上持っていて損はないでしょう。

弓道の審査には新品の足袋で臨むようにするとなお良いです。

\ CHECK /

インナーにもこだわりを!

最後になりますが、寒い時期はインナーにもこだわりましょう。
派手・華美でないもの、動きやすいもの、暖かいものをチョイスしました。

undershirt弓道の防寒インナー5選+α!袴の下に着るべき冬物スポーツ下着をご紹介【令和3年版】

弓道の道具まとめ

繰り返しになりますが、弓道初心者に必要な道具はたった3種類です。
初期費用はおよそ4万円~5万円で始めることができます。

弓道初心者に必要な道具
  • 弽(ゆがけ) 約20,000円
  • 矢 約15,000円
  • 袴など弓道着一式 約10,000円
そのほかの道具
  • 欲しくなってきたら、弓を買いましょう。
  • 弦の予備を作っておくのがマナーです。
  • 必要に応じて弓道着や足袋を買い足しましょう。
  • 肌寒くなってきたら、インナーにもこだわりましょう。

この記事では、初心者用弓道具についてまとめました。

よりよい弓道ライフを過ごせることを祈っています。

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