- 簿記1級受からない。
- しんどい。
- もうやめたい。
そんな人にぜひ読んでもらいたい記事です。
かくいう僕も何度も諦めた経験があります。でも再奮起して資格取得めざしてがんばり始めました。
もし諦めそう、心が折れたと思っている方は学習をやめる前にこの記事を読んでいってください。
正直、簿記1級を諦めたっていい。
簿記1級は難関資格に分類されます。
年間で20,000人近く受けて、1,500人くらいしか受からない。
しかも受けてる人は簿記に明るい人間です。控えめに言ってもむずいですよね。
簿記1級が取れなくてもダメってわけじゃない。
それに簿記1級の資格がなくたって、実務に支障はないです。
というか、簿記1級を学習する過程でかなりの知識や会計処理を勉強しました。
スキルアップ、自己研鑽という目的は果たしたはずです。
でもやっぱり受かって終わりたいよね。
でも、落ち着いて考えてみてください。
この記事にたどり着くということは、簿記1級になんらかの未練があるのではないでしょうか。
学習をやめることに躊躇している自分に気づくはずです。
目に見える結果が欲しい。
やったからには合格っていうハッピーエンドで終わりたいなって思うわけです。
ここまで学習を続けてきた自分を正当化したいだけなのかもしれません。
でも、それがわかっていながら執着してしまっているのです。
やり切ったって胸を張って言えますか?
僕は自分にこの問いかけをしたとき、まだできるって思いました。
それから、時間がもうないからまだ時間残ってるなと発想の転換につながりました。
諦めなければ最後には受かる。
自分の心が折れなければ、死ぬまで半永久的に受験できます。
ここから抜け出す方法は合格しかない。
決意してください。やればできるんじゃない、できるまでやるんだと。
でも、精神論だけじゃダメ【冷静な分析が必要です】
じゃあなんで落ちるのか、無理だと感じるのか、分析しましょう。
原因が分かれば具体的なアクションプランに落とし込むことができます。
僕が思うに、原因は以下の3つに分類できます。
- 努力の方向性がずれている
- 反復学習が足りない
- そもそも必要性を感じていない
順に解説していきます。
努力の方向性がずれている
日本的な価値観として努力は素晴らしい、努力は必ず報われると刷り込まれています。
でも、実際にはすべての努力が実るわけではないですよね。
うまくいくときといかないとき、その差は努力の方向性にあります。
インプットで満足していないか
参考書を読んでノートにまとめるという勉強法だけでは、実は簿記1級の問題を解けるようにならないんです。
問題を解いてみてはじめて身になります。
実際に取り組んでみると、たくさんの疑問が湧きますからその都度解消していくようにしましょう。
つまり努力は問題を解く方、アウトプットに向ける必要があります。
反復学習が足りない
問題を1回やったきりで覚えたと思わないほうがいいです。
というか、すぐ忘れます。
人間は忘れる生き物とはよく言いますが、こと簿記1級に関しては一つひとつの論点が複雑怪奇であるがためか、もう一瞬で忘れます。
解き方忘れを防止する方法とは
解き方を忘れないために行う方法はただ一つ、反復学習です。
1つの問題を5、6回は解きます。
制限時間以内に、80パーセント以上の正答率が叩き出すことを目標に取り組みましょう。
そもそも必要性を感じていない。
簿記1級という資格を取った先の未来を想像できない場合は、もう必要性を感じていない可能性が高いです。
学習を続けていくうちにさまざまな会計処理を知れて、これで実務に生かせそうだと目的を達成している場合があります。
だったら無理に学習を続ける必要はない
トレーディングの考え方に損切りというのがあります。
損切りとは投資家が損失を抱えている状態で保有している株式等を売却して損失を確定させることをいいます。(中略)そのまま保有し続けた場合、さらに株価が下落して損失額が膨らむ可能性もあるため、損切りをして損失額を確定させることで、それ以上損失が膨らまないようにすることができます。(以下略)
損切り│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
あなたが簿記1級に割く時間は、他のことに取り組む時間を減らしています。
簿記1級よりも価値のあることを見つけた場合、モチベーション低く時間を垂れ流すよりも、ここで損切りを決断することも大切です。
まとめ:努力の質と量を見直そう。
簿記1級は範囲や難易度も段違いなので、問題はいくらでも難しくできます。
基本的に長期戦になるので、心が折れそうになることも多いと思います。
自信を失いかけたときこそ、冷静に自分の現在の立ち位置を見定めて、アクションプランを立て直すことが大切です。
もし独学では手に負えないと感じたら通信講座も検討
僕は簿記1級を独学で2回落ちました。
合格率10%なので、こういう人はザラにいると思います。
自分の感情に素直になったとき、どうしても簿記1級が欲しかったので通信講座に切り替えました。
簿記スクールに切り替えてどうだったか
結果、今までにない手ごたえを感じました。
もし独学で手詰まりを感じているなら、簿記1級の通信講座に申し込む方が時間の節約になると思いますよ。
初期費用は資格を取ってから全然回収できます。
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