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弓道の級・段位・称号を詳しく解説【中学・高校・大学の目安はこちら】

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とと
  • 弓道の審査を受けたい。
  • 審査について詳しく教えてほしい。
  • 何級から何段まであるの?
  • 飛び級できる?

そんなお悩みにお応えします。

本記事の内容

  • 弓道の級位は5段階、段位は10段階
  • 称号は錬士・教士・範士の3段階
  • 審査を受ける順番【飛び級ってアリ?】
  • 中学・高校・大学で取得する段位の目安

本記事の信頼性

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とと
  • 弓道歴10年以上。高校、大学、社会人で経験。
  • 大学時代は主将として後輩指導に注力してきました。
  • 以下の文献を参考にこの記事を執筆しています。

『弓道教本 第一巻 射法篇』全日本弓道連盟編、『みんなの弓道』(高栁憲昭)学研プラス、『動画で学ぶ弓道 基本~称号者への道』(石山佳彦)日本文芸社、『勝つ弓道 百射百中のポイント50』(福呂淳)メイツ出版、『もっとうまくなる!弓道』(松尾牧則)ナツメ社、『DVDでわかる!勝つ弓道 最強のコツ50』(加瀬洋光)メイツ出版、『確実に上達する弓道』(加瀬洋光、関野祐一)実業之日本社、『部活で大活躍できる!弓道 最強のポイント50』(高栁憲昭)メイツ出版、『弓具の雑学事典』(日本武道学会・弓道専門分科会)東京印書館

弓道の級・段位について詳しく解説【5級~1級、初段~十段】

結論から言うと、級位は 五級 から5段階、段位は 十段 まで10段階あります。それぞれ認許されるための要件が定められています。例えば、四段を認許されるには的中確実の域に達した者という要件をクリアしている必要があります。

全日本弓道連盟の審査規定によると下記の通り。

第3章 段 ・ 級 位
(段・級位の階位)
第 7 条 段位は十段から初段までの10段階、級位は一級から五級までの5段階とする。
(段・級位の資格基準)
第 8 条 段・級位を受ける資格の基準は、次に掲げるとおりとする。
十段
九段 弓道の真体に透徹した者
八段 技能円熟、射品高雅、射芸の妙を体得した者
七段 射形・射術・体配自から備わり、射品高く、錬達の域に達した者
六段 射形・射術・体配共に優秀にして射品高く、精錬の功顕著な者
五段 射形・射術・体配共に法に適って射品現われ、精励の功特に認められる者
四段 射形定まり、体配落着き、気息正しく、射術の運用法に適い、離れ鋭く、的中確実の域に達した者
参段 射形定まり、体配落着き、気息整って、射術の運用法に従い、矢飛び直く、的中やや確実な者
弐段 射型・体配共に整い、射術の運用に気力充実し、矢所の乱れぬ者
初段 射型・体配型に適って、矢所の乱れぬ程度に達した者
一級 射型・体配概ね正しいものと認められる者
二級 修練の程度三級に比して著しく進歩を認められる者
三級 射の基本動作及び弓矢の扱い方がやや整い、秩序ある指導の下に修練を経たと認められる者
四級 秩序ある指導を受けており、弓矢の扱い方に進歩があると認められる者
五級 弓道修練の初歩的階層にある者

出典:公益財団法人 全日本弓道連盟 申請書類各種 審査規定および内規

昇級・昇段する方法【審査を受けよう】

弓道では年に数回、連盟が主催する昇級・昇段審査が行われます。審査方法は行射(実技)と学科試験によって行われます。求められるレベルは違えど、試験の仕方は同じなんですね。

過去の記事「【初心者向け】弓道の審査に合格するためには3つのことに気をつけよう!」で、無指定の審査対策を解説しています。参考にしていただければと。

五段以降の審査内容については、称号の見出しで詳しく解説していますよ。

よくある質問:十段の規定は?

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とと

十段の資格になにも書いてないよ?

先ほどの審査規定では、十段の資格要件に記載がありません。

実は審査を受けて合格できる段位は八段まで。九段・十段は審議委員の推薦+話し合いで認許される特別な段位なんですね。というわけで、具体的な基準等が設けられていません。

審査には受ける順番がある【飛び級ってアリ?】

弓道の審査においては、級位のみ飛び級が認められています。たとえば、一回目の審査は3級だったけど次で1級が取れた!ということがあるんですね。

初段以降は一段階ずつ昇段していきます。

(昇段の原則)
第22条 段位は、初段より一段階ずつ昇進させる。
2 級位は、段階を追わず、飛級を認める。

出典:公益財団法人 全日本弓道連盟 申請書類各種 審査規定および内規

五段以降は称号の審査も

五段になると称号の審査を受けられるようになります。

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とと

五段から先も長い道のりなんだね…

受審順は以下の通り。

  • 五段の受審
  • 錬士の受審(錬士五段)
  • 六段の受審
  • 教士の受審(教士六段)
  • 七段の受審
  • 八段の受審
  • 範士の認許(範士八段、推薦のみ)
  • 九段の認許(推薦のみ)
  • 十段の認許(推薦のみ)

弓道の称号ってなに?【錬士・教士・範士】

弓道には級・段位とは別に、称号があります。称号は錬士からはじまり、教士、範士の3段階です

ちなみに2018年度末時点での称号受有者数は以下の通りです。

  • 錬士 4,946名
  • 教士 1,997名
  • 範士 67名

参考元:公益財団法人 全日本弓道連盟 概要 平成30年度事業報告書

範士受有者がとんでもなく少ないです。範士は県内に2人いれば多いほうという計算になりますね。称号認許は並大抵の人ではたどり着けない高みです。

称号が認許されるための要件

審査規定によると下記の通り。五段以上の段位を取得していると受審資格が与えられます。

第2章 称 号
(称号の授与)
第 3 条 称号は、研鑚練磨の実力を備え、且つ功績顕著な会員に対し査定の上授与し、もってその名誉を表彰するものとする。
2 称号の授与は、証書によるものとする。
3 称号者は、弓道の指導者であり、審査委員、審判委員となりうる者であり、弓道普及
者であることを深く認識し、研鑽に努めなければならない。
(称号の階程)
第 4 条 称号は、範士・教士・錬士の3階程とする。
(称号を受ける資格)
第 5 条 称号を受ける資格は、次に掲げるとおりとする。
範士
(1) 徳操高潔、技能円熟、識見高邁であって特に弓界の模範であること
(2) 教士の称号を受有すること
教士
2
(1) 人格、技能、識見、共に備わり、弓道指導に必要な学識、教養及び実力を有し、且
つ功績顕著であること
(2) 錬士の称号を受有すること
錬士
(1) 志操堅実であって弓道指導の実力を有し、且つ精錬の功顕著であること
(2) 五段以上の段位を受有すること

出典:公益財団法人 全日本弓道連盟 申請書類各種 審査規定および内規

称号を認許される方法【審査か推薦】

称号と七段以降には行射・学科以外の試験も課されます。詳しくは下記の通り。

  • 錬士 行射(実技)、学科試験、面接試験
  • 七段・八段 行射(実技)、論文試験
  • 教士 行射(実技)、面接試験、論文試験
  • 範士・九段・十段 審議会の選考

中学・高校・大学で取得する段位の目安は?

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中学・高校・大学でめざすべき段位について詳しく解説していきます。

中学生が目指す段位

中学生は初段を取れたらかなり評価されるかなと。特に高校の弓道部に入部するとしたら、一目置かれる存在になれそうです。弐段を取得する方もいますよ。

高校生が目指す段位

高校から弓道を始めたら弐段が一つの目安ですね。初心者が在学中に取得できるのは参段が限界と言われています。中学から始めていれば、なんと高校で四段も夢ではありません。

大学生が目指す段位

大学生は参段・四段が目安になります。四段に関しては的中確実な者とあるのでハードルは高いですが、大学弓道に打ち込んだ証明になるかと。

在学中に五段錬士を目指すことも不可能ではありません。ただ、肌ぬぎ・たすき掛けや射礼など新しい動作を身につける必要があるので、下記のような本が参考になるかもです。動画で解説があるので個人的にはかなりおすすめです。

まとめ:弓道の級・段位・称号をめざそう。

本記事のおさらいです。

本記事の内容

  • 弓道の級位は5段階、段位は10段階
  • 称号は錬士・教士・範士の3段階
  • 審査には受ける順番がある【飛び級ってアリ?】
  • 中学【初段】 高校【弐段】 大学【参段・四段】

弓道の級・段位、称号は長い道のりです。ただ、千里の道も一歩より。一つひとつ課題をクリアして、射や体配をより洗練していきましょう。

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