- 肌脱ぎの注意点を教えて。
- 五段審査に合格したい。
- できれば解答例も見たい!
- 「肌ぬぎの注意点」を解答するうえで気を付けること
- 「肌ぬぎの注意点」の解答・解説
- 実技審査やそのほかの学科試験問題について
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暑い時期にも肌にまとわりつかないので脱ぎやすいですし、しわになりにくく洗いやすいので入門品としては最適ですよ。
\ CHECK /
「肌ぬぎの注意点」を解答するうえで気を付けること
設問は以下の通りです。
A群「肌ぬぎ」又は「襷さばき」の注意点について説明しなさい。
ポイント1、正確に解答する
A群は用語や動作の説明を求められる傾向があります。
解答が問題の答えになっているか確認しましょう。
自分の意見を述べるよりも、正しく言葉の意味を説明することに重きを置くことが肝要です。
ポイント2、どちらか一方を解答する
肌ぬぎ「又は」襷さばきの注意点を説明するよう指示があるので、どちらか一方の説明をすれば解答となります。
したがって、男性ならば「肌ぬぎ」女性ならば「襷さばき」について説明するのがセオリーとなります。
「肌ぬぎの注意点」の解答・解説
弓道教本には以下のように記述があります。
肌(はだ)ぬぎ動作
弓道教本第一巻射法編90頁-93頁
肌ぬぎ動作とは、和服を着用して射礼を行う場合に、袖をぬぐ動作をいう。
肌をぬぐ場合は、肌をいれるときの用意がなければならない。また肌をぬいだり、いれたりすることにのみ心をとらわれて、体の構えがくずれたり、脊柱を不自然にまげたり右肘が下がったりしてはならない。動作中目づかいに注意し、「胴づくり」をくずさず、呼吸に合わせて行うことが肝要である。肌ぬぎの順序は次のとおりである。(以下略)
肌ぬぎとは何かを説明し、注意事項が列挙されています。
解答はほぼこの通りで問題ないかと思います。
肌ぬぎの順序に関しては、実技審査がありますので記載の必要はありません。
そのほか注意していることがあれば、書き足してもいいでしょう。
肌ぬぎ動作とは、和服を着用して射礼を行う場合に、袖をぬぐ動作をいう。注意点は以下のとおりである。
- 肌をいれるときの用意となっていること
- 肌をぬぐことにのみ心をとらわれて、体の構えがくずれないようにすること。特に脊柱を不自然にまげたり、右肘が下がったりしないようにする。
- 動作中の目付けを正しく行うこと。左手拳と正面がある。
- 「胴づくり」をくずさず、呼吸に合わせて行うこと。
- 弓を常に体の中央におくこと。
など
実技審査やそのほかの学科試験問題について
本記事では「肌ぬぎの注意点」について解説しました。
なお2019年度には学科試験の見直しが行われ、新しい問題が追加されました。
詳細は関連記事「【弓道五段】学科試験に合格する方法。解答・解説つき【2019年度版】」にまとめています。
あわせてご参照ください。
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