※このサイトのリンクには広告がふくまれています。

【2019年度版】弓道の学科試験問題「肌ぬぎの注意点」の解答例【五段審査】

弓道審査
https://hajiyumi.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0112.jpg
とと
  • 肌脱ぎの注意点を教えて。
  • 五段審査に合格したい。
  • できれば解答例も見たい!
この記事でわかること
  • 「肌ぬぎの注意点」を解答するうえで気を付けること
  • 「肌ぬぎの注意点」の解答・解説
  • 実技審査やそのほかの学科試験問題について
MEMO
四段・五段以上を受審するうえで着物は必需品です。
動作を覚えるためにも、受審資格を得たら早めに購入することをおすすめします。
初めて購入する着物はポリエステルのセット商品で問題ありません。
暑い時期にも肌にまとわりつかないので脱ぎやすいですし、しわになりにくく洗いやすいので入門品としては最適ですよ。

\ CHECK /

「肌ぬぎの注意点」を解答するうえで気を付けること


設問は以下の通りです。

A群「肌ぬぎ」又は「襷さばき」の注意点について説明しなさい。

ポイント1、正確に解答する

A群は用語や動作の説明を求められる傾向があります。
解答が問題の答えになっているか確認しましょう。

自分の意見を述べるよりも、正しく言葉の意味を説明することに重きを置くことが肝要です。

ポイント2、どちらか一方を解答する

肌ぬぎ「又は」襷さばきの注意点を説明するよう指示があるので、どちらか一方の説明をすれば解答となります。

したがって、男性ならば「肌ぬぎ」女性ならば「襷さばき」について説明するのがセオリーとなります。

「肌ぬぎの注意点」の解答・解説


弓道教本には以下のように記述があります。

肌(はだ)ぬぎ動作
肌ぬぎ動作とは、和服を着用して射礼を行う場合に、袖をぬぐ動作をいう。
肌をぬぐ場合は、肌をいれるときの用意がなければならない。また肌をぬいだり、いれたりすることにのみ心をとらわれて、体の構えがくずれたり、脊柱を不自然にまげたり右肘が下がったりしてはならない。動作中目づかいに注意し、「胴づくり」をくずさず、呼吸に合わせて行うことが肝要である。肌ぬぎの順序は次のとおりである。(以下略)

弓道教本第一巻射法編90頁-93頁

肌ぬぎとは何かを説明し、注意事項が列挙されています。
解答はほぼこの通りで問題ないかと思います。

肌ぬぎの順序に関しては、実技審査がありますので記載の必要はありません。
そのほか注意していることがあれば、書き足してもいいでしょう。

解答例

肌ぬぎ動作とは、和服を着用して射礼を行う場合に、袖をぬぐ動作をいう。注意点は以下のとおりである。

  • 肌をいれるときの用意となっていること
  • 肌をぬぐことにのみ心をとらわれて、体の構えがくずれないようにすること。特に脊柱を不自然にまげたり、右肘が下がったりしないようにする。
  • 動作中の目付けを正しく行うこと。左手拳と正面がある。
  • 「胴づくり」をくずさず、呼吸に合わせて行うこと。
  • 弓を常に体の中央におくこと。 

など

実技審査やそのほかの学科試験問題について

本記事では「肌ぬぎの注意点」について解説しました。

なお2019年度には学科試験の見直しが行われ、新しい問題が追加されました。

詳細は関連記事「【弓道五段】学科試験に合格する方法。解答・解説つき【2019年度版】」にまとめています。
あわせてご参照ください。

【弓道五段】学科試験に合格する方法。解答・解説つき【2019年度版】

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。